AWS Lambda 再帰的ループ検出の無効化方法
困っていた内容
AWS Lambda にて意図的な再帰パターンを実行する必要がありますが、再帰ループ検出により 16 回以上の再帰呼び出しで制限を受けてしまいます。
この制限を回避する方法について教えてください。
どう対応すればいいの?
再帰ループ検出の無効化は、Lambda 関数ごとにコンソールでの設定が可能です。
Lambda のコンソール画面で対象の関数を選択し 「設定」タブ → 「同時実行と再帰の検出」タブ の順に操作を進めます。
画面下部で「再帰ループ検出」の編集が選択できるのでクリックします。
編集画面にて「再帰ループを許可する」を選択し保存することで設定が完了します。
(デフォルトでは「再帰ループを終了する」が選択されています。)
補足
AWS Lambda の再帰的ループ検出の無効化について、以下の変更がありました。
<以前>
・AWS アカウントごとに適用
・AWS サポートへの申請が必要
<現在>
・Lambda 関数ごとに適用
・コンソールから直接設定変更が可能
以前は、意図的に再帰的なパターンを実行しているお客様は、AWS サポートを通じてアカウントごとにしか再帰ループ検出を無効にできませんでした。今後は、お客様は関数ごとに再帰ループ検出を無効または有効にできるようになりました